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売上・利益とも過去最高/住友不18年3月期1Q

 住友不動産(株)は9日、2018年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~6月30日)は、連結営業収益2,709億3,000万円(前年同期比1.6%増)、営業利益631億8,600万円(同18.3%増)、経常利益626億8,500万円(同25.0%増)、当期純利益428億400万円(同29.0%増)。2期連続の増収増益で、売上・利益とも過去最高を更新した。

 不動産賃貸事業では、既存ビルの賃料上昇効果に加え、前期に竣工した「住友不動産六本木グランドタワー」(東京都港区)などの通期稼働が業績に寄与。営業収益868億2,100万円(同5.6%増)、営業利益381億4,800万円(同16.8%増)を計上した。

 不動産販売事業は、マンション、戸建て、宅地で計2,493戸(同4戸減)を計上。営業収益は1,337億3,900万円(同0.0%)、営業利益は250億2,900万円(同16.9%増)となった。通期予想に対する営業利益進捗率は53%、マンション契約戸数は1,762戸(同229戸増)と過去最高、戸建住宅の当期計上予定戸数に対する契約率は約70%と、堅調に推移している。

 通期については、営業収益9,500億円、営業利益2,000億円、経常利益1,800億円、当期純利益1,150億円を見込む。


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