不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

6月の建設工事高総計は4兆円超

 国土交通省は17日、2017年6月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査・建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの全額とし、過去の調査で得られた工事の進捗率を適用して月次の建設工事高として推計している。

 同月の出来高総計は、4兆959億円(前年同月比9.0%増)だった。

 民間総計は2兆5,908億円(同9.8%増)。内訳は、建築が2兆1,048億円(同8.5%増)、そのうち居住用が1兆2,962億円(同3.8%増)、非居住用は8,086億円(同16.8%増)。土木は4,860億円(同15.9%増)となった。

 公共総計は、1兆5,051億円(同7.7%増)。内訳は、建築が2,876億円(同6.0%増)、そのうち居住用は430億円(同26.0%減)、非居住用は2,446億円(同14.7%増)。土木は1兆2,174億円(同8.2%増)だった。

 地域別出来高をみると、北海道2,249億円(同14.1%増)、東北4,465億円(同8.9%減)、関東1兆5,188億円(同14.0%増)、北陸2,078億円(同16.5%増)、中部4,642億円(同9.3%増)、近畿4,837億円(同1.5%増)、中国2,042億円(同11.3%増)、四国1,172億円(同11.3%増)、九州・沖縄4,288億円(同16.2%増)となった。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら