(株)インベスターズクラウドと、IoTサービス事業などを展開する(株)ウフルは、LPWA(Low Power Wide Area)を活用したデータ活用プラットフォームの構築および不動産データエクスチェンジに関する共同実証実験を9月4日より開始する。
LPWAとは、低消費電力で広い領域を対象に通信できる無線通信技術で、IoT用途での活用に適した通信規格。インベスターズクラウドの不動産の物理的優位性を生かし、国内の管理物件に共有型、または所有型のLPWAを設置し、誰もが利用可能なネットワーク網の構築を目指す。
具体的には、再配達問題を解消する手段として、宅配ボックスに各種センサデバイスを搭載。宅配ボックスの開閉や荷物の出し入れ状況、騒音・湿度等の周辺環境データを取得し、そのデータを家賃相場や土地価格との関連性の検証に利用する。
また、環境データに加えてウフルとロケーションデータ活用プラットフォームを抵抗するNear(ニアー)社との合弁会社を通じて、スマートフォンのアプリから得られる消費者の許諾済みの位置情報を集積して、周辺の人々の動線を可視化。高度な分析サービスを提供していく考え。

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