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大手10社が参画、つくばに大規模分譲地

「ココチプレイス学園の森」イメージ

 大和ハウス工業(株)や積水ハウス(株)など、大手住宅メーカー10社が参画する「ココチプレイス学園の森」(茨城県つくば市、総区画数100区画)の分譲を開始する。

 開発面積2万5,179.26平方メートル。つくばエクスプレス「研究学園」駅より徒歩23分に立地。
 「“五感”を刺激する街づくり」をコンセプトに、研究学園のシンボルであるテーダマツの並木と、その奥に見える雄大な筑波山をまち並みに取り込んだゲートエリアやクラブハウスといったコミュニティスペースを設置。ゆとりある道幅を確保した3つの歩行者用道路、つくばの自然をモチーフにした照明計画も採用した。四季折々で楽しめる植栽を施しているほか、契約者は区画内に5種類の果樹から1本以上を選んで植樹することができる。3つの街区に分け、街区ごとに住宅の外観デザインを揃えているほか、電柱・電線の地中化、セキュリティシステムの完備、ガイドラインの設定などで、良質なまち並みを形成していく。

 (一財)住宅生産振興財団がコーディネーターとして参加し、筑波大学芸術学系・環境デザイン准教授・渡 和由氏の研究室が同地を対象にプレイスメイキングの研究を行なっている。

 10月上旬には竣工し、まちびらきとともにオープンハウスも公開。分譲を開始する予定。販売区画数および価格は未定。敷地面積180.49~245.68平方メートル、建物面積108.50~125.91平方メートル、間取りは3LDK~4LDK。入居開始は18年1月中旬を予定。


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