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首都圏既存M成約数、3ヵ月ぶりに減少

 (公財)東日本不動産流通機構は11日、2017年8月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は2,265件(前年同月比5.0%減)と、3ヵ月ぶりに減少した。都県別では、東京都1,142件(同4.8%減)、埼玉県275件(同1.8%減)、千葉県313件(同1.0%増)、神奈川県535件(同9.9%減)となった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は50万5,000円(同5.9%上昇)、平均成約価格は3,238万円(同7.6%上昇)と、共に13年1月以来56ヵ月連続上昇となった。新規登録件数は1万4,326件(同2.3%減)で、2ヵ月連続で前年同月を下回った。在庫件数は4万2,842件(同3.9%増)となり、15年6月以来27ヵ月連続で前年同月比を上回っている。

 既存戸建ての成約件数は804件(同9.6%減)。平均成約価格は2,953万円(同4.5%下落)と再び下落した。


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