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幕張で総戸数4,500戸の大規模開発始動

「幕張ベイパーク マンションミュージアム」
外観

 三井不動産レジデンシャル(株)、野村不動産(株)、三菱地所レジデンス(株)など7社は、「幕張新都心若葉住宅地区」(千葉市美浜区)で開発を進めている「幕張ベイパーク」での分譲住宅事業第1号の「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」(総戸数497戸)の販売センター「幕張ベイパーク マンションミュージアム」を16日にオープンする。

 「幕張ベイパーク」は、2029年までの長期にわたり総面積17万5,809平方メートルの地に約4,500戸の住宅整備などを行なうプロジェクト。

 「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」は、JR京葉線「海浜幕張」駅から徒歩15分。敷地面積は約1万7,100平方メートルで、地上37階建てのタワー棟(448戸)と、地上8階建てのレジデンス棟(49戸)で構成。間取りは2LDK~4LDK、専有面積は59.77~106.77平方メートル。

 販売センターには75平方メートルと106平方メートル、いずれも2LDKのタイプのモデルルームを用意した。また開発地内に、カフェ、ブルワリー、貸しスタジオ、フリースペースで構成される「MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD」が14日にオープン。さらに開発地の暫定利用として、「コミュニティアウトドアパーク」をコンセプトとした、バーベキューやキャンプを楽しめる空間「PARK MAGIC」も用意する。いずれも、周辺地域の住民や新しく住まう人などが集い、にぎわいを創出する場所として運用していく計画。「PARK MAGIC」は10~11月にプレオープン、18年春にグランドオープンの予定。

 「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」は、これまで千葉市内、千葉県内のほか、京葉線沿線エリアを中心に、約3,000組から資料請求を受けているという。

 販売価格は未定だが、モデルルームのタイプの部屋の31階想定で、75平方メートルタイプで5,000万円台、106平方メートルタイプで8,000万円台前半となる見込みだという。

 販売開始は11月下旬、竣工は18年12月下旬、入居予定は19年3月下旬の予定。

「MAKUHARI NEIGHBORHOOD POD」外観(写真左)。語らいやワークショップなどに利用できるフリースペースも用意(写真右)
バーベキューやキャンプを楽しめる空間「PARK MAGIC」


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