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沖縄・下地島空港の整備事業に着手/三菱地所

完成予想イメージ

 三菱地所(株)は11日、沖縄県・下地島空港における旅客ターミナル施設整備に着手したと発表した。

 同事業は、沖縄県・下地島空港において旅客ターミナルを整備・運営し、国際線・国内線旅客の取り扱いならびにプライベート機の受け入れを行なうもの。2015年に沖縄県に対して事業提案を行ない、17年に基本協定を締結した。

 沖縄県は21年度までに沖縄県への入域観光客数1,200万人達成という目標を掲げている。同空港においても国際線・国内線LCCおよびプライベート機といった新たな航空需要の受け入れを行なうべく、沖縄県とともに航空路線の誘致活動を進めている。

 敷地面積3万1,580平方メートル、施設面積1万3,840平方メートル。
 同事業のキーコンセプトを“空港から、リゾート、はじまる。”とし、空港利用者や航空会社の視点に立った施設づくりを展開。空港に到着した瞬間にリゾート体験のはじまりを感じてもらえるよう、豊かな緑や自然の光を取り込む等、搭乗直前まで利用者がくつろげる空間を演出する。

 そのほか、CLT(直交集成材)を全国で初めて屋根の構造材として採用するほか、ネット・ゼロ・エネルギービル(ZEB)に取り組むなど環境に配慮した施設とする。

 開業は19年3月の予定。


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