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東京23区の1人当たりオフィス面積は横ばい

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は18日、東京23区の「1人当たりオフィス面積(2017年)」結果を発表した。年1回、東京23区のオフィスビルに入居する一般事務所用途テナントを対象に実施しているもの。有効データ数は532。

 東京23区の1人当たりオフィス面積(テナントの賃借面積÷利用人数)の平均値は3.81坪。前年比0.01坪増とほぼ横ばい。
 新規(1年以内のテナント)に入居したテナントは3.94坪、継続して入居しているテナントは3.81坪。新規テナントの全体に占める割合は約1割だった。新規が継続を上回る結果となった背景には、人員採用に向け執務スペースを広めに確保する動きや、移転をきっかけにリフレッシュスペースやオープンなミーティングスペースなどの共用スペースを広くとろうという動きがあるとしている。

 今回調査対象となった企業のうち、2年連続で入居しているテナントにおける利用人数をみると、減員した企業の割合が33%、増員した企業の割合が42%。人員を5割以上増やした企業も目立ち、3割以上の企業が「人員は増える」と回答したことから、今後も増員傾向が続くと推測している。


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