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中古M価格天気図、悪化傾向が目立つ

 (株)東京カンテイは30日、2017年9月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。

 47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 9月は、「晴」が10地域で変わらず。「雨」は前月の6地域から9地域に増加。「曇」は10地域から9地域に減少。「小雨」は10地域から7地域に減少。「薄日」は11地域から12地域に増加して最多を維持した。

 全国で天候が改善したのは9地域から8地域に2ヵ月連続で減少し、回復傾向が弱くなっているのに対し、横ばいが30地域から29地域に減少、悪化は8地域から10地域に増加し、やや下落傾向に振れているといた。

 地域別では、47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は22地域から21に微減。北海道や東北地方で弱含んだが九州地方では強含んだ。三大都市圏では、8月以降弱含んでいる近畿圏では大阪府が「薄日」に転じた。全体的に見ると価格動向は停滞している。


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