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既存戸建て価格、3ヵ月連続の上昇

 (株)東京カンテイは9日、2017年10月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は、3,136万円(前月比3.9%上昇)と3ヵ月連続で上昇。都県別では、東京都が6,514万円(同14.2%上昇)と反転上昇。神奈川県は3,097万円(同1.9%下落)と7ヵ月連続の下落となった。千葉県は2,112万円(同2.8%上昇)と3ヵ月連続の上昇、埼玉県は2,289万円(同1.2%上昇)と連続上昇した。首都圏では、神奈川県以外はいずれも上昇傾向で、千葉県と埼玉県では連続上昇。全体でも上昇傾向を維持している。

 近畿圏の平均価格は2,334万円(同0.5%下落)と、4ヵ月ぶりに反転下落した。府県別では、大阪府が2,523万円(同1.6%上昇)と連続上昇。兵庫県は2,193万円(同4.6%下落)と反転下落した。京都府も3,424万円(同11.9%下落)と5ヵ月ぶりに反転下落した。

 中部圏の平均価格は2,001万円(同0.4%上昇)、愛知県は2,504万円(同0.6%上昇)と、いずれも反転上昇した。

 福岡県は1,723万円(同4.7%下落)。築年が大きく進んだのが要因。


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