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戸建住宅事業は減収増益/大和H18年3月期2Q

 大和ハウス工業(株)は13日、2018年3月期第2四半期決算(連結)説明会を開催した。

 当期(17年4月1日~9月30日)の売上高は1兆8,097億3,900万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は1,804億6,700万円(同23.9%増)、経常利益は1,810億円4,900万円(同26.3%増)、当期純利益は1,235億3,900万円(同28.6%増)、いずれも過去最高を更新。売上高については8期連続の増収。営業利益、経常利益、当期純利益は9期連続の増益となった。

 当期は成長ドライバーの賃貸住宅・商業施設・事業施設事業の3セグメントに加え、戸建住宅事業が増益に寄与。加えて大和ハウスリート投資法人等への開発物件の売却が17年9月期389億円(前期比225億円増)と、増益に寄与した。

 戸建住宅事業については、売上高1,924億円(前年同期比0.1%減)となったが、売上総利益率の改善により営業利益118億円(同59.0%増)と減収増益。受注戸数3,891戸(同464戸減)・受注高1,263億円(同7.6%減)。鉄骨系の1棟単価は前年通期3,430万円から当期(上期)は3,480万円にアップした。

 賃貸住宅事業は、売上高5,150億円(同9.9%増)、営業利益587億円(同32.6%増)。受注戸数(集合住宅)2万15戸(同2,811戸減)・受注高2,543億円(同4.4%減)。
商業施設事業は、売上高2,993億円(同8.1%増)、営業利益562億円(同14.6%増)。受注高2,015億円(同6.4%増)。
 事業施設事業は、売上高3,946億円(同9.0%減)、営業利益488億円(同12.8%増)。受注高1,850億円(同40.1%増)。 

 通期については、上期の業績を踏まえ上方修正。売上高3兆7,500億円(当初計画比増減なし)、営業利益3,250億円(同3.2%増)、経常利益3,230億円(同3.5%増)、当期純利益2,160億円(同2.9%増)を見込む。


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