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“ザ セレスティンホテルズ”第3弾「芝」、28日開業

「ホテル ザ セレスティン東京芝」ロビー。
右奥は薩摩切り子のカッティングデザインを
モチーフにした壁面アート

 三井不動産(株)と(株)三井不動産ホテルマネジメントは、28日に「ホテル ザ セレスティン東京芝」(東京都港区、243室)をリブランドオープンする。

 2002年に開業した「セレスティンホテル」をハード面、ソフト面の両面を大幅に刷新。滞在そのものが旅の目的となる“デスティネーション型ホテル”として展開している「ホテル ザ セレスティン」の第3弾として開業する。

 都営地下鉄三田線「芝公園」駅徒歩1分、JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩7分など。東京タワーや増上寺、芝公園などの観光スポットにも至近な立地。

 薩摩藩江戸上屋敷跡地に立地することから、「CROSS OVER TOKYO」をコンセプトに、「伝統と革新」「欧米文化と日本文化」といった、相対する要素を融合・昇華させたインテリアデザインなどを取り入れ、心地良い空間を提供する。

 “ザ セレスティンホテルズ”シリーズ初の取り組みとして、リラクゼーション・スパとフィットネスルームを新設。同じく初となる直営レストランを導入。フレンチ・ダイニング「ラ プルーズ東京」にてフレンチベースの料理とソムリエ厳選のワインを提供する。

 客室はモデレート(約19平方メートル)やスーペリアツイン(約28平方メートル)など、10種類を用意。ベッドサイズを従来よりアップし、より快適な滞在空間を実現した。また、18年が明治維新150年の節目となることから、鹿児島県の伝統工芸品である大島紬をインテリアに取り入れたスペシャルルーム「つむぎ」を1室用意した。

 三井不動産ホテル・リゾート運営部長の奥田茂雄氏は、「当ホテルは、稼働率80%を目標に運営していく。20年度に1万室超の見込みが立ったが、それを通過点として、今後も顧客ニーズや市場に応じたホテル供給を進めていく」と述べた。

大島紬をインテリアに取り入れた
スペシャルルーム「つむぎ」
“ザ セレスティンホテルズ”で
初導入したフィットネスルーム


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