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都心5区ビル空室率、10ヵ月連続の低下

 三幸エステート(株)は13日、2017年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は1.57%(前月比0.01ポイント減)と10ヵ月連続で低下。雇用拡大を背景としたオフィス需要が顕在化し、品薄感は高まり、現空面積は8万6,937坪(同369坪減)と、08年4月以来の低水準。2ヵ月連続で9万坪を下回った。

 1坪当たりの募集賃料は2万7,785円(同382円増)と、今年1月以来の上げ幅となり、09年以来の2万7,000円後半を記録した。募集面積も27万4,941坪(同5,336坪減)となった。

 また、全国6大都市の空室率は、東京23区1.7%(同増減なし)、札幌市1.5%(同増減なし)、仙台市6.0%(同0.1ポイント減)、名古屋市3.8%(同0.1ポイント減)、大阪市2.2%(同0.1ポイント減)、福岡市1.5%(同増減なし)。


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