不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏分譲M賃料、3ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは14日、2017年11月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は2,661円(前月比0.6%増)と、3ヵ月連続で上昇。東京都が3,174円(同0.7%増)と引き続き上昇したものの、前年同月をやや下回る水準で推移している。神奈川県は2,130円(同0.6%増)と3ヵ月ぶりにに上昇。築古事例が減少した埼玉県は1,588円(同2.4%増)も5ヵ月ぶりに反転上昇した。千葉県は1,506円(同0.2%減)とわずかながら弱含んだ。

 近畿圏の平均賃料は1,821円(同1.6%増)と上昇し、5ヵ月ぶりに1,800円台を回復。大阪府では、主に大阪市内において直近にかけて竣工した大規模タワーマンションが影響し、2,134円(同4.0%増)と大きく水準を押し上げた。また、兵庫県でも1,658円(同0.7%増)と前月に引き続き上昇した。

 中部圏の平均賃料は1,650円(同0.1%増)。愛知県は1,695円(同0.2%増)となった。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら