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ジャカルタの大規模開発に着手/東急不

「メガクニンガン プロジェクト」
外観全景(予想図)

 東急不動産(株)は22日、インドネシア共和国のジャカルタで、大規模複合施設開発事業「メガクニンガン プロジェクト」に着手すると発表した。インドネシアで3物件目となる同社グループ主導型の都市型開発事業。

 ジャカルタ市内中心部(CBD)に位置し、大規模再開発が進むメガクニンガンエリアの約1万平方メートルの敷地に、分譲住宅・賃貸住宅・商業施設からなる複合施設を開発する。延床面積は約11万平方メートル。
 大規模複合施設開発・賃貸住宅運営事業は、インドネシア初の試み。用地取得・開発・設計・施工・管理運営を一貫して日本企業が行なうことや、日系メーカーの先進的な住宅設備機器の導入を積極採用することなどを検討している。

 同プロジェクトは、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(以下、JOIN)との共同事業。JOINは、日本国政府と一般社団法人などが出資し、海外のインフラ市場への日本企業の参入促進を目的として、2014年に設立した団体。同日、最大65億円の出資支援の認可を受け、JOINと共同で事業を進めていくことが決定した。

 竣工・引き渡しは22年の予定。


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