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首都圏賃貸成約数、6ヵ月連続で増加

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2017年12月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の成約数は1万7,158件(前年同月比3.3%増)と、6ヵ月連続の増加となった。アパートは7ヵ月連続、マンションも2ヵ月連続で増加した。地域別にみると、東京23区が7,943件(同9.6%増)、東京都下1,598件(同5.1%増)、神奈川県4,261件(同2.0%減)埼玉県1,479件(同15.6%減)、千葉県1,877件(同7.9%増)。

 1戸当たりの平均成約賃料は、マンションが8万7,900円(同1.2%上昇)となり、8ヵ月連続のプラス。アパートは6万4,400円(同4.9%上昇)で、7ヵ月連続プラスとなった。09年1~12月の各月を100とした賃料指数は、首都圏平均でマンションが96.0(前月比0.4ポイント上昇)、アパートは100.8(同0.6ポイント上昇)。アパートは3ヵ月連続で100を超えた。

 1平方メートル当たりの平均成約賃料は、マンションが2,678円(前年同月比3.0%上昇)で、6ヵ月連続のプラス。アパートは2,311円(同3.8%上昇)となり、10ヵ月連続でのプラス。賃料指数はマンションが96.2(前月比1.5ポイント上昇)、アパートは98.5(同0.9ポイント低下)。アパートの賃料指数が低下したのは4ヵ月ぶり。


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