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住宅・賃貸が好調/野村不HD18年3月期3Q

 野村不動産ホールディングス(株)は30日、2018年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~12月31日)は、売上高4,096億円(前年同四半期比11.0%増)、営業利益517億円(同5.2%増)、経常利益455億円(同6.0%増)、当期純利益274億円(同5.8%減)だった。

 住宅部門は、マンションと一戸建てを合わせた計上戸数が3,447戸(同373戸増)、契約戸数が4,410戸(同964戸増)。その結果、売上高は2,247億6,500万円(同12.4%増)、営業利益は156億4,400万円(同5.1%増)となった。18年度3月期の計上予定戸数6,000戸に対する当期末における契約進捗率は89.7%。

 賃貸部門は、「横浜野村ビル」(横浜市西区)等の新規物件の寄与により賃貸収入が前年同期比で37億円増加。また、収益不動産および事業用地の売却収入が増加し、売上高896億6,500万円(同16.4%増)、営業利益240億5,100万円(同9.7%増)だった。

 通期は、売上高6,460億円、営業利益760億円、経常利益670億円、当期純利益440億円を見込む。


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