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新築戸建て、平均成約価格は3,394万円

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける2018年2月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格のデータを公表した。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,514万円(前月比0.3%下落)と再びマイナスに。前年同月比は3.3%上昇と、6ヵ月連続のプラスとなった。

 成約価格の首都圏平均は3,394万円(同0.0%)と微減ながら3ヵ月連続のマイナスに。これは、23区がリーズナブルな物件の多い城東エリアの成約増等により3ヵ月ぶりにマイナスに転じたことなどが要因。地域別では、東京23区が4,905万円(同2.9.%下落)、東京都下3,671万円(同0.6%上昇)、神奈川県3,664万円(同2.2%上昇)、埼玉県2,891万円(同1.9%下落)、千葉県2,747万円(同2.2%上昇)となった。

 09年1月を100とした1戸当たりの価格指数は、登録物件が100.6(同0.3ポイント低下)、成約物件は95.8(同0.1ポイント低下)。成約価格指数が最も高いのは23区で、106.1と6ヵ月連続の100超となっており、登録物件を3ヵ月連続で上回っている。

 既存マンションの登録価格は、1戸当たり2,696万円(同0.7%下落)と3ヵ月ぶりにマイナスとなった。前年同月比では0.0%と変動なし。成約価格は、2,908万円(同1.4%下落)と3ヵ月ぶりにマイナスに。前年同月比では5.6%の上昇で23ヵ月連続のプラスとなった。地域別では、東京23区が3,624万円(同2.0%上昇)、東京都下2,479万円(同0.6%下落)、神奈川県2,303万円(同9.5%下落)、埼玉県2,088万円(同2.8%下落)、千葉県1,764万円(同2.4%上昇)。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が126.3(同0.9ポイント低下)。成約物件は146.0(同2.0ポイント低下)と4ヵ月ぶりにマイナスとなったが全エリアで100超を維持。24ヵ月連続で登録価格を上回った。


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