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不動産販売収入が減少/いちご18年2月期

 いちご(株)は18日、2018年2月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年3月1日~18年2月28日)は、売上高578億4,600万円(前期比47.1%減)、営業利益208億5,800万円(同4.2%減)、経常利益191億8,500万円(同2.9%減)、当期純利益140億1,800万円(同5.9%減)。

 主力の既存不動産に新しい不動産価値を創造する“心築”事業では、収益不動産事業を展開する(株)セントロのM&Aのほか、新たなアセットタイプであるロジスティクスやセルフストレージを取得するなど、事業領域の拡大を図った。これらの結果、当期累計取得額は543億円、同売却額は236億円となった。

 業績については、いちごオフィスリート・いちごホテルリートへの物件供給が集中したことが影響し、不動産販売収入が減少したが、利益率の高い大型心築物件の売却等によりセグメント売上高518億6,500万円(同43.7%減)、セグメント利益179億9,300万円(同11.0%増)となった。

 次期は、営業利益250億円、経常利益220億円、当期純利益150億円を見込む。なお、今期より売上高予想は行なっていない。


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