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都心5区ビル空室率、2ヵ月連続の最低値

 三幸エステート(株)は15日、2018年4月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区空室率は1.10%(前月比0.06ポイント低下)となり、18年3月に記録した統計開始以来の最低値を再び更新した。現空面積は7万6,607坪(同1万2,147坪増)となり、3ヵ月ぶりに7万坪を超えたが、18年内竣工ビルのテナント誘致が順調に進んでいることから、空室率は低水準で推移する可能性が高いとしている。

 1坪当たりの募集賃料は2万7,979円(同93円下落)で、再び2万8,000円台を割り込んだ。募集面積は32万1,968坪(同8,886坪増)となった。

 全国6大都市の空室率は、東京23区1.3%(同0.2ポイント低下)、札幌市1.2%(同変動なし)、仙台市5.4%(同0.5ポイント低下)、名古屋市2.8%(同0.2ポイント低下)、大阪市1.9%(同0.1ポイント上昇)、福岡市1.5%(同0.1ポイント低下)。


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