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17年の社宅送客は4,300件/SEAネットワーク

「このビジネスモデルはわれわれが理想とするところであり、今後も継続して注力していく」などと述べる磯崎社長

 スターツコーポレーション(株)は22日、品川プリンスホテル(東京都港区)で提携する不動産会社の連携組織「SEAネットワーク」の2018年度全国大会を開催。約80名が参加した。

 5月時点の会員数は104社・540店舗(前年度88社・429店舗)。17年度は、従来より実施している「サービス研究会」などに加え、新たに法人仲介の重要ポイントなどを学ぶ「法人営業研修」や「社宅連携ミーティング」を実施。スターツグループとの連携による社宅送客実績は4,300件(前年度3,500件)と大幅に増加した。

 18年度は、(1)社宅総客数の強化に加え、成約率アップに向けた取り組みに注力。イベントの開催や総客・成約状況の確認、エリアの見直しを行なっていく。そのほか(2)海外投資セミナーの案内など海外不動産の仲介サポートも実施。また、(3)スターツグループ仕入案件の情報共有の強化を図っていく。

 同社取締役社長の磯崎一雄氏は「2003年8月にスタートして早15年。おかげさまで100社、500店舗超までにネットワークを拡充することができたのは大変ありがたいこと。当社は、競争ではなく協働に取り組むことで皆で前に向かっていく企業。そういう意味でこのビジネスモデルはわれわれが理想とするところであり、今後も継続して注力していく」などと述べた。


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