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M管理士の75%が「活動したことがない」

 (公財)マンション管理センターは1日、マンション管理士の業務についてのアンケート調査結果を発表した。調査対象は、マンション管理士6,849名。回収率は81.2%。

 「マンション管理士としての活動を行なっている」または「以前活動を行なっていた」と回答した割合は21.5%。「活動を行なったことがない」と回答した人は75.8%を占めた。マンション管理士として業務を行なっている人の年齢は、「60~69歳」の割合が最も高く40.3%で、次いで「70~79歳」が28.8%に。一方、60歳未満も27%となった。登録年度は、「平成13~15年度」の割合が最も高く29.5%。居住地は、「関東地方」が51.4%、「近畿地方」が18.5%と、大都市にある地域の割合が高い傾向となった。

 業務の具体的な内容については、管理組合から依頼を受けて行なう「規約の制定・変更等に係る業務」「顧問業務」「大規模修繕工事の関係業務」等が多かった。また、行政等の依頼により行なわれる「相談会等での相談業務」も、高い割合を示した。

 本業として活動を行なっている人の、過去1年間の年間売上高は、400万円以上が18.8%、100万円以上400万円未満が30.4%、100万円未満が37.3%となった。


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