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空き家相談士、登録者1,000名超へ

空き家相談士1,000名登録に向け活動を展開

 (一社)全国空き家相談士協会は23日、第4回定時社員総会を開催。2017年度事業報告・決算報告、18年度事業計画案・収支予算案などを承認した。また、一部理事の改選を実施。新役員の互選により、林 直清氏(大幸住宅(株)代表取締役)を会長に再任した。

 17年度は、独自資格である「空き家相談士」の認定講習を10回開催し、179名の登録者を輩出した。協会発足からの累計登録者は、900名超となった。

 18年度は、組織強化に向け4度目の正会員募集と賛助会員募集を実施。正会員・賛助会員合わせて100社を目標とする。空き家相談士の認定講習を東京・大阪・愛知等で開催。受講者300名を目指し、早期に登録者1,100名超えを実現する。

 また、同協会と同資格の認知度向上に向け、CATVやホームページでの広報活動を展開。アットホームの「全国空き家・空き地バンク」へコンテンツ掲載を行ない、希望する空き家相談士の紹介を行なう。

 総会で挨拶した林会長は「協会設立から3年が経ち、会員が徐々に増えてきた。会員100社達成に向け頑張っていく。これまで約900名超の空き家相談士を輩出した。大手不動産事業者や、地方自治体の職員などさまざまな方々に受講していただいている。昨日も認定講習を行ない、すでに登録者は900名を超えた。早期に1,000名登録体制を確立したい」などと抱負を述べた。


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