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ビル2棟を商業施設に/西鉄

「(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト第1期事業」外観

 西日本鉄道(株)は3日、「福ビル街区建替プロジェクト」(福岡市中央区)の第1期事業計画を決定した。

 同プロジェクトは、福岡ビル、天神コアビル、天神第一名店ビルを含む福岡市中央区天神の福ビル街区の再開発事業。「創造交差点 meets different ideas」を開発コンセプトに、新しいビジネスや文化が生まれるまちづくりを目指す。

 第1期事業では、福岡ビルおよび天神コアビルを取り壊し、商業、オフィス、ホテル等の複合施設を建設する。敷地面積は約6,200平方メートル。地上19階地下4階建て、延床面積10万平方メートル。地下3~4階は駐車場、地下2~地上4階は商業施設、5~6階は天神交差点を一望するスカイロビー、8~17階は大規模無柱空間のオフィス。18~19階はクリエイティブワーカーや外資系ワーカーをターゲットとしたハイクオリティホテルとする。

 建物外観は、日本の伝統的な格子柄をイメージしたフレームデザインや、西鉄電車のレールから発想を得た鉄の素材感が感じられるデザインを採用する。

 2019年4月以降に福岡ビル、20年4月以降に天神コアビルを解体。第1期事業ビルは23年12月に竣工、24年春に開業予定。


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