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ミサワHの制振装置が累計受注5万棟突破

MGEO設置イメージ

 ミサワホーム(株)は18日、同社が2004年に開発した制振装置「MGEO」を搭載した戸建住宅が、累計受注5万棟を突破したと発表した。

 「MGEO」は、高減衰ゴムを使った独自の原理で地震エネルギーを最大約50%軽減。繰り返す余震にも効果を発揮することで、建物や内装の損傷を抑えるのが特長。

 木質系住宅用の「MGEO」、鉄骨系工業住宅用の「MGEO-H」、リフォーム用の「MGEO-R」、耐震木造住宅用の「MGEO-N」をラインアップ。当初は搭載率30%前後にとどまったが、東日本大震災後に地震への関心が高まったことで、現在の搭載率は60%超。首都直下型地震や南海トラフ地震の発生が予測されるエリアは90%に達している。


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