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景気DI、不動産は2ヵ月連続で悪化/TDB

 (株)帝国データバンク(TDB)は5日、2018年10月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。調査対象は2万3,076社、有効回答は9,938社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は49.0(前月比0.4ポイント減)で、2ヵ月連続の悪化となった。原油高による燃料価格上昇や人手不足の深刻化等がさらなるコスト負担の増加を招き、弱含んだ。

 業種別にみると、10業界中9業界が悪化。「不動産」は49.3(同1.4ポイント減)と、2ヵ月連続で悪化。17年9月以来、1年1ヵ月ぶりに景気DIが50を割り込んだ。「建設」は53.4(同0.4ポイント減)で、再び悪化した。

 企業規模別では、「中小企業」が48.4(同0.5ポイント減)、「小規模企業」が47.9(同0.5ポイント減)と悪化。「小規模企業」は4ヵ月ぶりの悪化となり、「不動産」は成約に至るまでの期間の長期化が響いた。「大企業」は51.4(同変化なし)で横ばい。


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