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再生事業の利益5割増/サンフロ19年3月2Q

 サンフロンティア不動産(株)は8日、2019年3月期第2四半期決算(連結)の説明会を実施した。

 当期(18年4月1日~9月30日)の売上高は330億2,900万円(前年同期比34.9%増)、営業利益90億4,000万円(同63.4%増)、経常利益87億4,400万円(同63.7%増)、当期純利益59億7,600万円(同63.7%増)と、売り上げ、利益ともに過去最高となった。

 主力のリプランニング事業は物件の仕入れが好調で、来期販売予定分の仕入れも概ね完了した。不動産サービス部門と連携し販売ルートを確保。売上高292億200万円(同36.8%増)、セグメント利益95億7,100万円(同57.5%増)と大幅な増加となった。「最近では、小規模だからこそできる設備改修をした上で、大型オフィスの高級感をプラスする事業モデルを確立しつつあり、購買層に高評価を受けている」(同社代表取締役社長・堀口智顕氏)。

 プロパティマネジメント事業では、メインアセットを都心オフィスビルに絞り、管理受託棟数は378棟(前年同期末比:381棟)に減少したが、仲介事業、ビルメンテナンス事業含めた売上高は16億8,400万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益は10億4,800万円(同4.1%増)を計上した。

 また、ホテル・貸会議室運営を扱うオペレーションセグメントが好調。運営ホテルは10拠点1,191室、貸会議室は14拠点。16年12月に買収した「ホテルスカイコート」の業績がけん引する形で、売上高19億6,300万円(同41.0%増)、セグメント利益2億5,700万円(同52.7%増)となった。

 通期予想は、売上高580億円、営業利益123億円、経常利益118億円、当期純利益82億円。


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