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インフラをテーマにシンポジウム/国交省

 国土交通省は12月11日、「インフラの波及効果を考える」をテーマにシンポジウムを開催する。

 近年の研究で明らかになってきた、インフラがもたらす新たな効果を紹介するとともに、その効果や波及経路を明らかにするデータ分析の今後の展望を議論。インフラのこれからについて考えていく。

 基調講演として、東京大学大学院経済学研究科教授の柳川範之氏が「インフラの波及効果」をテーマに登壇。引き続き、日本大学経済学部教授の中川雅之氏が「Wider Economic Impacts からみた集積の重要性」、早稲田大学政治経済学術院経済学研究科准教授の齊藤 有希子氏が「ヒトの移動と地理空間の重要性」についての研究発表を行なう。
 また、同省国土交通政策研究所総括主任研究官の要藤正任氏をコーディネーターに、5名のパネリストがパネルディスカッションを実施。「波及効果の分析の実務への活用可能性」をテーマに議論する。

 日時は、12月11日(火)15時30分~17時30分(15時開場)。会場は、東京大学本郷キャンパス 福武ラーニングシアター(情報学環・福武ホールB2)。定員は180名、Webからの事前申し込みが必要。参加費は無料。


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