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首都圏既存マンション価格、東京にわずかに下落

 (株)東京カンテイは21日、2018年10月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を公表した。

 首都圏は3,625万円(前月比0.3%下落)とわずかながら引き続き下落した。都県別では、東京都は4,879万円(同0.3%下落)と直近のピークだった8月よりもやや水準を下げ、神奈川県が2,873万円(同0.6%下落)、千葉県が2,016万円(同0.2%下落)と再びマイナスとなった。緩やかな上昇傾向にあった埼玉県も2,278万円(同0.7%下落)と6ヵ月ぶりに反転下落した。

 近畿圏の平均価格は2,219万円(同0.2%下落)と2月以来の上昇傾向が一服する結果となった。大阪府は2,431万円(同0.5%上昇)と4ヵ月連続の上昇、兵庫県は1,904万円(同0.4%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。

 中部圏は1,838万円(同変動なし)と横ばい。一方、愛知県は1,999万円(同0.9%上昇)と2,000万円台目前まで迫っている。


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