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マレーシアで物流施設開発に着手/大和ハ

「D Project Malaysia I」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は28日、マレーシア・セランゴール州で、マルチテナント型物流施設「D Project Malaysia I(ディープロジェクト・マレーシア・ワン)」を2019年1月7日に着工すると発表。同地での物流施設開発は同社初の試み。

 近年、経済成長の著しいマレーシアでは、一般消費財やeコマースの需要増加によって、物流施設のニーズが高まっている。それを受け同社は、多様化する物流施設需要に対応するため、同プロジェクトの着手に至った。

 同施設は、クアラルンプール中心部から南西へ約27km、「クラン港」から約24km、「クアラルンプール国際空港」から約40kmと、クアラルンプール市内や湾岸・空港の中間地点に位置。敷地面積約3万平方メートル、延床面積約1万8,000平方メートル、鉄筋コンクリート造の平屋建て(事務所部分は2階建て)。2テナントが入居可能。

 また、生産地から小売まで所定の温度(冷蔵・冷凍)に保ったまま流通させる物流方式「コールドチェーン」に対応。3温度帯を完備し、総賃貸可能面積1万6,500平方メートルの内、常温(ドライ)約8,600平方メートル、冷蔵・冷凍(チルド・フローズン)約6,600平方メートルを用意する。

 竣工は20年1月、入居は同年3月を予定。なお同施設の賃貸管理は、18年5月に設立した現地法人「Daiwa House Malaysia Logistic Sdn. Bhd(ダイワハウスマレーシア・ロジスティックス)」が行なう。


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