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シドニーの分譲M開発に参画/地所レジ

外観完成予想CG(C棟)

 三菱地所レジデンス(株)は、オーストラリア・シドニーで、現地不動産会社のCrown Group Holdings(クラウン社)が開発を進める、分譲マンション「Mastery(マステリー)」(総戸数374戸)への参画を発表した。

 オーストラリアの住宅開発事業は、メルボルンでの「Melbourne Quarter East Tower」に続く参画となる。シドニーは、居住人口約480万人。毎年約10万人のペースで人口が増えており、住宅ニーズが高まっている。

 計画地はシドニーのビジネス中心区域から南へ約4km、シドニー国際空港から北東約5kmに位置。地下鉄駅、バス停、商業施設、大型公園が徒歩圏に揃う、近年住宅開発が進む利便性の高いエリア。

 住宅と商業施設の複合開発で、全5棟(A棟<5階建て、39戸>、B棟<6階建て、54戸>、C棟<20階建て、144戸>、D棟<7階建て、42戸>、E棟<8階建て、95戸>)で構成。総事業費は約3.85億豪ドル。敷地面積約1万6,941平方メートル、延床面積約3万3,860平方メートル。間取りは1~3ベッドルーム、専有面積約40~128平方メートル。

 デザイン設計に、建築家の隈 研吾氏、髙田浩一氏を起用し、日本食レストラン等を誘致する等、日本をコンセプトにした商品企画が特徴。屋上プール、ジム、コミュニティルームも設置する。

 11月17日に販売を開始し、着工は2019年、全棟竣工は21年の予定。


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