国土交通省は30日、都市再生特別措置法の規定に基づき、福岡地所（株）から申請のあった民間都市再生事業計画「（仮称）天神ビジネスセンタープロジェクト」（福岡市中央区）を認定した。
同事業では、福岡市が主導する「天神ビッグバン」で掲げる中核事業の一環として、同地区内における機能性や災害対応力の高いビルへの建て替えを実施。高質なオフィス・商業空間ならびに都市景観の創出を図ることで、天神ビッグバンの推進に寄与していく。併せて、天神地下街へつながる地下通路や、地上と地下を円滑につなぐアトリウムの整備により、歩行者ネットワークを強化し、同地区の回遊性向上を目指す。
事業区域面積は5,453.94平方メートル。建築するオフィスビルは、敷地面積3,915.80平方メートル、延床面積5万4,840.52平方メートル。鉄骨造・鉄筋コンクリート造（一部）地上19階地下2階塔屋2階建て。事業区域は、福岡市中央区天神一丁目87-1他。事業施行期間は、2019年1月7日～21年9月30日までの予定。