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既存M、平均成約価格は2ヵ月連続のプラス

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける、2018年10月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,656万円(前月比1.1%上昇)で、2ヵ月連続のプラスとなった。前年同月比も4.2%上昇し、14ヵ月連続のプラス。

 成約価格は3,514万円(同1.2%下落)で再びマイナスに。東京23区は5,143万円(同2.2%下落)と、4ヵ月ぶりの下落。東京都下は3,793万円(同1.7%上昇)。神奈川県は3,737万円(同0.9%上昇)で、横浜・川崎市の一部エリアの成約増・価格上昇等が貢献し、平均価格は過去最高となった。埼玉県は2,977万円(同2.2%下落)、千葉県は2,835万円(同1.5%上昇)。

 登録価格指数は104.7(同1.2ポイント上昇)。成約価格指数は99.2(同1.2ポイント下落)と、再びマイナスとなった。ただし、エリア別では2ヵ月連続全エリアで100を超え、依然として高水準を維持している。

 既存マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,736万円(同4.5%上昇)、前年同月比も1.4%上昇し、再びプラスとなった。

 成約価格は2,721万円(同2.3%上昇)と、2ヵ月連続のプラスに。地域別では、東京23区が3,751万円(同12.3%上昇)と過去最高を更新。東京都下は2,363万円(同14.9%下落)、神奈川県は2,300万円(同6.9%下落)、埼玉県は1,748万円(同7.1%下落)、千葉県は1,495万円(同23.4%下落)と、いずれも下落した。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が128.2(同5.5ポイント上昇)。成約物件は136.6(同3.0ポイント上昇)と、2ヵ月連続のプラスとなった。


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