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小田急電鉄、向ヶ丘遊園跡地を再開発

「自然体験エリア」イメージ

 小田急電鉄(株)は30日、2002年3月に閉園した向ヶ丘遊園跡地(川崎市多摩区)の開発計画概要を発表した。

 開発区域面積約16万平方メートル。「人と自然が回復しあう丘」を開発コンセプトに、跡地全体を「商業施設エリア」「温浴施設エリア」「自然体験エリア」の3つのゾーンを設ける。

 商業施設エリアは、生田緑地やその周辺に不足する飲食業態を中心に、ゆとりある広場空間を設け、くつろぎながら楽しめるエリアに。建物は、自然との親和性を考慮した分棟型の様式を採用した。
 温浴施設エリアは、緑に囲まれた環境の中で伝統的な温泉旅館を連想させる露天風呂や、貸切個室風呂などの温浴施設を設ける。
 自然体験エリアでは、グランピングやキャンプ等の宿泊機能を持つアウトドア系施設、グリーンショップ等を誘致する。

 建物建設着工は22年度、竣工は23年度の予定。


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