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真鶴に戸建て新ブランドの常設モデル/湘南LC

「Aloha」外観。躯体は部材メーカーの規格型商品だが、外装は同社が施工して一新している
南面開口部には、1階床面積を上回る大型のウッドデッキを架設した

 小田原・足柄エリア等で総合不動産業を展開する湘南リビングセンター(株)(神奈川県小田原市、代表取締役:劔持岩夫氏)は8日、戸建住宅の新ブランド「絆シリーズ『Aloha』」の常設モデルハウスを、神奈川県足柄下郡湯河原町に開設した。

 同社は、建売住宅・注文建築合わせ年間20~30棟を販売している。これまでは、設計から施工、販売まで一貫して手掛けてきたが、施工者の確保や資材・人件費の上昇などを考慮した新たな商品展開を図ることにしたもの。

 「Aloha」は、(株)ウッドワンの規格型戸建住宅「ワンズキューボ」をベースに、同社が内外装に手を入れたもの。在来工法の2階建て、延床面積は101平方メートル(3LDK)。長期優良住宅・認定低炭素住宅・省令準耐火仕様で、ライフスタイルに合わせたインフィルの可変に対応する。

 モデルハウスは、JR東海道線「真鶴」駅徒歩8分、福浦漁港を望む高台に立地。外装は、アメリカ・ハワイのコテージをイメージ。羽目板風のサイディングと木調のサッシ廻り縁で一新。1階床面積を上回る約70平方メートルのウッドデッキを設置した。

 室内は、小さな子供2人の4人家族を想定。ハワイから無垢材や壁紙、雑貨等を輸入して、同社若手社員中心にステージングした。

 モデルハウスは、一定期間利用後に、販売する予定。隣接して3戸分の用地を確保しており、継続して同ブランドでの開発を検討している。


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