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マンション賃料指数、東京23区と都下で上昇

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2018年第3四半期(18年7~9月)のマンション賃料インデックスを発表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。なお、指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」が大幅に上昇とする。

 当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区が107.68(前期比+1.05)、東京都下98.66(同+0.73)、横浜・川崎市102.27(同-0.46)、千葉西部100.75(同+0.33)、埼玉東南部101.07(同-0.12)と、東京都内が上昇、その他エリアは横ばいでの推移となった。

 地方都市については、札幌市111.97(同-1.12)、仙台市116.03(同+0.62)、名古屋市102.56(同+0.36)、京都市111.41(同+0.30)、大阪市115.01(同+0.49)、大阪広域103.44(同+0.13)、福岡市107.02(同+1.24)。

 物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が106.57(同+0.77)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が109.07(同+1.37)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が105.98(同+2.18)と、いずれのタイプでも上昇した。


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