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天神の商業ビル、22年度に再開発/三菱地所

「天神MMビル(イムズ)」外観

 三菱地所(株)は、同社初の都心型商業施設「天神MMビル(イムズ)」(福岡市中央区)の営業を2021年度内に終了し、再開発に着手すると発表した。

 イムズは、1989年4月に開業し、約30年にわたって営業してきた。天神地区の賑わいの核である福岡市役所ふれあい広場に隣接し、主要な交通軸である渡辺通りにも面している。鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地上14階地下4階塔屋1階建て。敷地面積約4,600平方メートル、延床面積約4万4,900平方メートル。

 周辺街区では、福岡市による民間ビルの建て替え誘導施策「天神ビッグバン」が推進され、規制緩和メニューを活用した開発計画が複数予定されている。同社においても新時代の天神に求められるニーズに応えるべく、再開発を行ない、これまでイムズが担ってきた機能に加え、新たな価値を創造する。計画内容は、今後都市機能の強化・魅力づくりに寄与することを念頭に検討を進めていく。

 2022年度内の工事着工を目標としている。


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