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投資用不動産利回り、全種別で下落

 (株)ファーストロジックは15日、同社サイト「楽待」における投資用不動産市場調査(10~12月期)の結果を発表した。2018年10月1日~12月31日に、同サイトに新規掲載された全国の投資用物件を調査したもの。

 区分マンション(3万2,415件)の表面利回りは、10月が7.97%(前月比0.07ポイント上昇)、11月が7.83%(同0.14ポイント下落)、12月が7.70%(同0.13ポイント下落)。
 物件価格は、10月が1,487万円(同3万円減)、11月が1,549万円(同62万円増)、12月が1,561万円(同12万円増)と、10月に下落したものの、その後2ヵ月連続で上昇した。

 1棟マンション(5,056件)の表面利回りは、10月が7.91%(同0.05ポイント上昇)、11月が7.98%(同0.07ポイント上昇)、12月が7.72%(同0.26ポイント下落)。
 物件価格は、10月が1億8,647万円(同1,180万円減)、11月が1億8,583万円(同64万円減)、12月が2億119万円(同1,536万円増)と、10・11月と下落が続いていたものの、12月には上昇した。

 1棟アパート(2万2,985件)の表面利回りは、10月が9.53%(同0.08ポイント下落)、11月が9.63%(同0.10ポイント上昇)、12月が9.18%(同0.45ポイント下落)。
 物件価格は、10月が6,189万円(同109万円減)、11月が6,002万円(同187万円減)、12月が6,989万円(同987万円増)となった。

 3ヵ月間それぞれの利回り変動は、区分マンションでマイナス0.27ポイント、1棟マンションでマイナス0.19ポイント、1棟アパートでマイナス0.35ポイントと全種別で下落した。


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