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10~12月の既存M、築30年超の成約8%増

 (公財)東日本不動産流通機構は、東日本レインズにおける2018年10~12月の首都圏中古(既存)マンション・中古(既存)戸建住宅の築年帯別成約状況を公表した。

 同期間中に成約した既存マンションは9,168件(前年同期比2.8%増)。築年帯別にみると、築5年以下705件(同3.7%減)、築6~10年1,239件(同9.1%減)、築11~15年1,618件(同2.3%増)、築16~20年1,366件(同9.4%増)、築21~25年964件(同10.4%増)、築26~30年770件(同4.9%減)、築30年超2506件(同8.3%増)となった。

 1平方メートル当たりの成約単価は51万4,000円(同0.9%上昇)。築年帯別にみると築30年以下は各築年帯で上昇。築30年超は下落したものの微減でとどまった。1戸当たりの価格は全体で3,334万円(同2.4%上昇)。築年帯別では築6~10年で0.2%下落したものの、ほかの築年帯ではいずれも上昇。特に築21~30年は二桁の上昇率を示した。

 既存戸建住宅は、全体の成約件数が3,103件(同5.4%増)。築年帯別では、築5年以下と築11~15年でやや減少したものの、そのほかの築年帯では増加している。1棟当たりの成約価格は3,107万円(同2.3%下落)。築年帯別では、築5年以下と築16~25年で上昇した。


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