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西鉄、大宰府天満宮周辺で古民家宿泊事業

客室イメージ

 西日本鉄道(株)は24日、大宰府天満宮(福岡県太宰府)周辺にて古民家宿泊事業を開始すると発表した。

 三井住友ファイナンス&リース(株)、(株)福岡銀行などと共同で(株)大宰府Co-Creationを設立。西日本鉄道が古民家所有者から物件を賃借し、宿泊・飲食施設に改修する。改修した物件は、歴史的建造物の利活用に実績のあるバリューマネジメント(株)に賃借し、西日本鉄道が運営を行なう。

 大宰府天満宮周辺で50年にわたり料理店を営んでいた「旧古香庵」を含む3つの古民家を宿泊施設(全9室)に改修。「旧古香庵」にはフロント、およびレストラン(50席程度)を併設する。総事業費は約1億7,000万円。
 古民家の外観・梁など歴史ある佇まいを残しつつ、水回りやベッドなど宿泊に必要な機能を整備。レストランは、日本庭園が見える落ち着いた空間とし、地元の食材を盛り込んだ本格フレンチを提供する。

 料金は2名1室6万3,000円程度(1泊2食付き)、4万4,000円程度(食事なし)。1室当たり4名まで利用できる。
 営業開始は夏頃の予定。


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