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ビル事業が安定拡大/東建18年12月期

 東京建物(株)は5日、2018年12月期決算(連結)を公表した。

 当期(18年1月1日~12月31日)は、営業収益2,733億200万円(前期比2.4%増)、営業利益467億6,500万円(同4.5%増)、経常利益420億3,600万円(同6.6%増)、当期純利益272億7,700万円(同20.7%増)の増収増益で着地した。

 ビル事業では、「エンパイヤビル」(東京都中央区)、「カンデオホテルズ東京六本木」(同港区)の通期稼働や、賃料増額改定などによって収益が増加。セグメント営業収益は1,086億2,000万円(同5.0%増)、営業利益333億9,000万円(同4.3%増)となった。

 住宅事業においては、住宅分譲部門で「ブリリアタワーズ目黒」など989戸(同17戸増)を計上したが営業収益は727億5,600万円(同2.0%減)となった。住宅賃貸、マンション管理受託はそれぞれ営業収益が増加し、その結果セグメント営業収益は977億300万円(同3.4%減)に。営業利益は141億4,600万円(同15.5%減)。

 次期(19年12月期)については営業収益3,300億円、営業利益500億円、経常利益430億円、当期純利益280億円を見込む。


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