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首都圏既存マンション、3ヵ月連続で成約増

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2019年3月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は4,117件(前年同月比7.8%増)となり、3ヵ月連続で前年同月を上回った。地域別では、東京都区部1,757件(同9.3%増)、東京都多摩367件(同2.4%減)、埼玉県498件(同10.2%増)、千葉県472件(同0.6%増)、神奈川県横浜・川崎759件(同15.2%増)、神奈川県その他264件(同3.5%増)と、東京都多摩以外のほとんどのエリアで増加した。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は53万9,600円(同3.6%上昇)、平均成約価格は3,490万円(同3.6%上昇)。いずれも2ヵ月連続で上昇した。新規登録件数は1万8,451件(同0.7%増)、在庫件数は4万7,784件(同3.3%増)だった。

 また、既存戸建ての成約件数は1,350件(同6.0%増)、平均成約価格は3,182万円(同2.8%低下)となった。


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