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ビル事業は堅調に推移/東建19年12月期1Q

 東京建物(株)は8日、2019年12月期第1四半期決算(連結)を公表した。

 当期(19年1月1日~3月31日)は、営業収益848億5,400万円(前期比5.1%減)、営業利益149億100万円(同33.2%減)、経常利益132億1,400万円(同37.0%減)、当期純利益98億6,700万円(同35.7%減)の減収減益となった。

 主力のビル事業は、堅調に推移。投資家向け物件販売による不動産売上げの増加等により、営業収益は295億6,400万円(同6.8%増)、営業利益93億9,500万円(同10.0%増)となった。

 住宅事業においては、住宅分譲で「Brillia Tower代々木公園 CLASSY」など450戸(同41戸増)を計上したが、前年同期に計上した都心部の大型マンションの売り上げの影響等により、営業収益は354億9,800万円(同22.1%減)、営業利益48億2,300万円(同63.1%減)となった。アセットサービス事業は、不動産売却の増加等により、営業収益は138億100万円(同26.7%増)、営業利益は24億9,300万円(同3.8%減)。

 通期は、営業収益3,300億円、営業利益500億円、経常利益430億円、当期純利益280億円を見込む。


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