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不動産事業は減収増益/日神不19年3月期

 日神不動産(株)は10日、2019年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~19年3月31日)は、売上高796億800万円(前期比2.3%減)、営業利益62億4,100万円(同7.7%減)、経常利益59億6,700万円(同8.6%減)、当期純利益41億8,600万円(同11.7%減)の減収減益。

 主力の不動産事業は、分譲マンション販売戸数が571戸(同44戸増)と前期を上回ったが、不動産証券化事業向け物件の販売が減り、売上高は281億6,300万円(同4.9%減)となった。しかし、分譲マンション販売利益の増加が証券化事業向け物件販売の利益減を上回ったことで、セグメント利益は19億2,200万円(同28.1%増)となった。
 期中の契約高は508戸(同11戸減)・196億8,700万円(同4.8%増)。期末の分譲マンション完成在庫は125戸(同22戸増)。

 建設事業については、受注は堅調だったものの建設コストや労務費の増加で、売上高439億8,900万円(同5.8%増)、セグメント利益32億7,600万円(同10.2%減)となった。

 次期は、売上高860億円、営業利益60億円、経常利益58億円、当期純利益48億円を見込む。


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