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歌舞伎町一丁目地区開発計画を認定/国交省

「歌舞伎町一丁目地区開発計画」イメージ

 国土交通省は5月31日、都市再生特別措置法の規定に基づき、東京急行電鉄(株)、(株)東急レクリエーションから申請のあった民間都市再生事業計画「歌舞伎町一丁目地区開発計画」(新宿 TOKYU MILANO 再開発計画)を認定した。

 同事業では、多様な文化を発信する劇場、ライブホール、映画館などの複合エンターテインメント施設や、外国人旅行者の多様な滞在ニーズに対応する宿泊施設を整備。歌舞伎町の集客力を強化するとともに、シネシティ広場一体となった「屋外劇場的都市空間」を形成することにより、新たな都市観光拠点を創出する。また、バス乗降場の整備により、観光客の歌舞伎町へのダイレクトなアクセスを可能とする空港連絡バスルートを形成。併せて、西武新宿駅前通りのリニューアルも実施し、まちのにぎわいを創出する都市観光インフラの整備を目指す。

 事業区域面積は1万1,433.74平方メートル。建物は、ホテル、飲食店、劇場、映画館、遊技場等が整備される。敷地面積は4,603.74平方メートル、延床面積8万8,097.0703平方メートル、地下が鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上が鉄骨造で、地上48階地下5階建て。

 着工は8月1日、竣工は2022年8月31日の予定。


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