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首都圏住宅地価、3四半期ぶりプラス推移

 野村不動産アーバンネット(株)は4日、2019年7月1日時点の首都圏「住宅地価動向」の調査結果を発表した。調査地点は168ヵ所。

 19年4~6月期の平均変動率はプラス0.1%(前回マイナス0.04%)と3四半期ぶりにプラスとなった。エリア別にみると、東京都区部と東京都下で上昇だったものの、神奈川県、埼玉県、千葉県は横ばいでの推移となった。

 168地点中、「値上がり」したのは7.1%(同2.4%)、「横ばい」は91.1%(同92.3%)、「値下がり」は1.8%(同5.4%)と、値上がり地点が大きく増加し、値下がり地点が大きく減少した。

 首都圏エリア平均の年間変動率は、プラス0.2%(同プラス0.3%)とわずかながら上昇幅が鈍化した。「値上がり」地点は18.5%(同19.0%)、「横ばい」地点が73.2%(同71.4%)、「値下がり」地点が8.3%(同9.5%)と、天井感も出てきている。


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