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主力事業堅調、増収増益/日本社宅S19年6月期

 日本社宅サービス(株)はこのほど、2019年6月期決算(連結)を発表した。

 当期(18年7月1日~19年6月30日)は、売上高84億4,100万円(前期比7.1%増)、営業利益9億5,500万円(同18.4%増)、経常利益10億300万円(同15.2%増)、当期純利益6億9,000万円(同21.3%増)の増収増益。

 主力の社宅管理事務代行事業では、一部既存顧客による解約の発生があったものの、新規受注によるストックの積み上げが堅調に推移し、売上高は37億8,700万円(同6.3%増)となった。営業利益は、おおむね計画通りに推移し、6億9,400万円(同9.3%増)を計上。

 施設総合管理事業については、大規模な計画修繕工事数は少なかったが、台風等の災害発生の復旧に伴う小修繕工事件数や、買取再販等の不動産サービスが増加。その結果、売上高は41億300万円(同8.5%増)だった。営業利益は、管理委託費の値上げや業務効率化等の取り組みを進め、1億2,200万円(同73.7%増)と大幅な増益となった。

 次期は、売上高94億8,000万円、営業利益10億5,500万円、経常利益11億100万円、当期純利益7億1,500万円を見込む。


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