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防災意識、戸建てよりマンション購入者が高く

 (株)リクルート住まいカンパニーは23日、「自宅の防災に関する意識調査」結果を発表した。現在の住まいが持ち家マンションか一戸建ての20~69歳の男女を対象に、インターネット調査を実施。調査期間は7月11~16日、有効回答数は2,400人。

 「現在の自宅を購入する際に防災を意識したか」の問いでは、「意識した」「少し意識した」と回答した人の割合が、一戸建て購入者34.5%に対し、マンション購入者は46.9%と、10ポイント以上高くなった。自宅を購入する際に防災面で意識したことについては、一戸建て・マンションともに「地震に強い構造(耐震・免震)」がトップ、「立地」が2位に。以下、順位は違うが、「新築」「マンション(戸建て)より戸建て(マンション)を希望」「住宅性能評価」と、ランクインした項目は同じになった。

 自宅の防災意識について、調査対象の12都道府県(東京都、大阪府、愛知県、北海道、宮城県、広島県、福岡県、富山県、石川県、福井県、熊本県、鹿児島県)で最も高かったのは、台風が多い鹿児島県(51%)。一番低かったのは、地震が少ないといわれている富山県(28%)だった。


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