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首都圏既存マンション成約、前年比2ケタ増

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2019年8月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は2,584件(前年同月比12.2%増)の2ケタ増となり、8月としては1990年5月の機構発足以降、過去最高に。地域別では、多摩と神奈川県他を除く各地域が前年比で増加。東京都区部は1,127件(同20.3%増)の大幅増となり、7ヵ月連続で前年同月を上回った。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は53万8,800円(同3.4%増)、平均成約価格は3,461万円(同4.3%増)と、ともに7ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万6,228件(同2.9%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。在庫件数は4万8,157件(同3.8%増)と、51ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 また、既存戸建ての成約件数は965件(同20.9%増)と大幅増。平均成約価格は3,030万円(同4.5%減)と、7月に続いて前年同月を下回った。


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