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MITと高齢化問題の共同研究/積水ハウス

 積水ハウス(株)は8日、マサチューセッツ工科大学(MIT)医工学研究所(IMES)と、日本を含む世界の高齢化問題に対処するため、共同研究を行なうことを発表した。

 高齢者が住み慣れた地域にとどまり年齢を重ねていくためには、相応の支援と各種センサーなどの先進技術を持つ住宅が必要であるという考えに基づき、高齢者の自宅での安全をいかにして確保するかを研究。在宅健康モニタリングと早期発見システムの推進に特化したプログラム「The Sekisui House at MIT」の構築を目指す。

 特定のテーマとニーズについて、複数年にわたり継続してコラボレーションを実施。「The Sekisui House at MIT」は多目的ラボ施設内に設置され、微弱な環境信号を捉える空間埋め込みセンサー、ゴールドスタンダードとなる医療レベルの診断器具、診断の対象および基準を確立するための高精度な研究用センサーが搭載される予定。

 臨床医、研究者、技術指導者によって運営され、多様なコミュニティ間の教育・国際交流を促進するとともに、医学・観察研究にも積極的に取り組む計画。


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